2012.3.8
3月8日に行われた本会議において、荻田県議が会派を代表して一般質問を行いました。
要旨は以下の通りとなります。
≪一般質問要旨≫
- 新県立奈良病院について
(1)新県立奈良病院の高度医療拠点病院としての位置づけ、病院の内容を県民の方々にわかりやすく説明するとともに、県民の納得のいく理解を得る必要があると思うがどうか。
新県立奈良病院は、どのような病床規模で考えているのか、また、トップクラスの経営を目指し、どのように取り組んでいくのか。(知事)
(2)県は、近鉄西ノ京駅から新病院にいたる市道の歩行者等に対する安全対策について、どのように考えているのか。また、県は奈良市との協議を始めたと聞くが、その協議内容について伺いたい。(まちづくり推進局長)
(3)奈良病院移転後の平松地区におけるまちづくりについて、プロジェクトチームが発足したと聞くが、今後どのように協議を進めていくのか。(医療政策部長)
- ホテル誘致について(知事)
県営プール跡地及び奈良警察署用地へのホテル誘致について、現状を打開するた
めには、何かこれまでとは違う取り組みが必要と考えるがどうか。
- 奈良公園について
(1)県では、春日山原始林を始めとする奥山一帯の保全について、具体的にどのように進めていくのか。
また、今後の奈良公園における取組、特に整備について、社寺等とどのように連携して進めていくのか、知事の所見を伺いたい。(知事)
(2)大仏池周辺は、奈良公園の北側の玄関口にあたり、心癒やされる景観地であり、その周辺には転轄門、戒壇堂、正倉院などもあり、周遊できる散策ルートの整備が望まれる。そこで、今後、このルートを一つのメインロードとして整備してはと考えるがどうか。(まちづくり推進局長)
(3)登大路駐車場のターミナル化については、大仏前、高畑駐車場との連携や役割分担が重要であり、今後の課題であると思うが、登大路駐車場のターミナル化に向けた今後の進め方について伺いたい。(土木部長)
- 農業振興について(知事)
奈良のイチゴ等が全国一のブランド品として成功するには、農業総合センターの研究員の資質や情熱が不可欠と思うが、品種改良における今日までの取り組みと今後の方針について伺いたい
2012.3.3
平成24年度 大安寺地区防災訓練
3月3日、大安寺小学校にて大安寺地区防災訓練が行われました。
当日は避難訓練、AEDを使用した救急救命訓練、消防訓練、炊き出し訓練等に加え、防災ヘリの出動要請と小学校校庭に人文字でSOSを作成する試みも行われ、とても有意義な訓練となりました。私も地域の顧問として、防災・防犯にご苦労いただいている地域の皆さんに感謝申し上げました。

訓練に参加され皆さんに挨拶

バケツリレーの様子

ヘリが上空からSOSの人文字を確認
2012.1.15
平成24年度 帯解地区消防出初め式
1月15日、帯解小学校にて帯解地区消防出初め式が奈良市消防局・奈良市消防団吉田副団長ご出席の下、行われました。
私も地域の防災・防犯にご苦労いただいている消防団・各大字自警団・女性防災クラブの皆さんに感謝申し上げました。

消防団の皆さんに挨拶

出初め式の放水の様子
2012.1.8
平成24年度 奈良市消防出初め式
奈良市消防出初め式が1月8日に行われ、各地区消防団の方も大勢参加いただきました。
私も、恒例行事として毎年参加させていただいておりますが、昨年が東日本大震災や紀伊半島大水害など未曽有の災害に見舞われた年でありましたので今年は特に身の引き締まる思いでした。
また会場では、各地区の防災・防犯にお取組いただいている皆さんにもお会いし日頃のご苦労に感謝申し上げました。

元気に参加行進する消防団の皆さん

出初め式の放水の様子
2011.12.11
奈良マラソン2011について
東日本大震災と台風12号被害などの復興支援をテーマとした「奈良マラソン2011」が2日間にわたり開催され11日には全国から1万5千492人のランナーが参加したフルマラソンが行われました。
今年もフルマラソンは鴻ノ池陸上競技場から天理市を往復するコースで私も窪之庄町交差点より応援させていただきました。

元気に完走を目指すランナーの皆さん
 ランナーの皆さんを応援する荻田県議
2011.12.6
12月6日に行われた本会議において、荻田県議が会派を代表して代表質問を行いました。
要旨は以下の通りとなります。
≪代表質問要旨≫
- 台風12号災害(紀伊半島大水害)について(知事)
(1)深層崩壊のメカニズムを解明することは、今後の対策を検討する上でも非常に 重要なことではないかと思う。知事の所見と今後の取り組み方針について伺いた
い。
(2)今回の災害では、流域にあるダム全てが治水機能を持たない利水ダムであった
ことも原因の一つと言われている。国がもっと主導的、積極的に取り組み、国、
電力事業者、河川管理者による洪水調節のルールづくりの検討、協議をするべき
であり、県として、そのことを強く国に要望すべきと考えるが、知事の所見を伺
いたい。
(3)「復旧・復興計画」(仮称)策定の基本的な考え方と、特に平成26年度まで
の集中復旧・復興期間で、地域をどう立ち直らせることができるのか、知事の決
意を伺いたい。
(4)国道168号の国直轄事業化の見通しはどうか。また、直轄事業化に向け今後
どのように取り組んで行こうとしているのか。
(5)新しい集落づくりに対する知事の考えを伺いたい。 また、今後どのように進め
ていくつもりなのか。
- 県税収入の確保について(知事)
(1)本県の県税収入は、県民一人あたり税収で見ると、個人県民税は全国10位、法人二税は全国47位、地方消費税は全国46位と、個人県民税頼みの税収構造となっているが、知事はこの税収構造についてどのような思いをもっているのか。
また、県税収入の確保に向け、今後どのように取り組んで行くのか。
(2)知事は現在、どのような戦略で企業立地を進めているのか。また、今後の誘致目標など、その意気込みを伺いたい。
また、県営プール跡地へのホテル誘致について、誘致活動の展開状況と現時点での誘致見込みについて伺いたい。
- 医療行政について
(1)新県立奈良病院について、総事業費、及びそれを含めた病院開院後の収支見通しについてどのように考えているのか、現時点での見通しを伺いたい。(知事)
(2)新県立奈良病院へのアクセス道路について、県道枚方大和郡山線柳町工区から石木町までの間の整備がなぜ必要なのか。
また、西ノ京駅からの道路についてはなぜ整備を考えていないのか。(知事)
(3)平松地区における身近な医療の確保に向けた検討について、県は今日まで奈良市、奈良市医師会、地元自治連合会等とどのような議論を重ねてきたのか。
また、現時点での具体的な検討状況と今後のスケジュールはどうか。(知事)
(4)南和公立3病院の再編整備について(要望)
(5)実際に県立医科大学の教育部門が移転するのはいつ頃と考えているのか。
また、医大の教育部門の移転先と同じ場所に、県立大学の一部も移転する計画があると表明されたが、具体的にどのように考えているのか。(知事)
- 農業問題について(知事)
(1)耕作放棄地対策について、知事は新年度に向けて具体的にどのような対策を考えているのか。
(2)小規模な都市近郊農業である本県農業の現状を踏まえ、TPP交渉への参加について、知事はどのようにお考えか、所見を伺いたい。
- リニア中央新幹線について(知事)
駅設置費用の問題に解決の道筋がついた今、リニア奈良駅設置と、東京・大阪間の全線同時開業に向けて、今後どのように取り組んで行くのか、その決意を伺いたい。
- 国道308号大宮道路について(知事)
大宮道路を高架4車線、平面4車線の8車線として整備した結果、奈良行き車線 については渋滞が解消されたが、大阪行き車線はいまだに渋滞が発生している。これは高架道路から第2阪奈有料道路へ進入できないことや、三条通から高架道路へのオンランプが設置されていないことが原因。これらの改善に向けた検討状況はどうか。

壇上で代表質問する荻田県議

本会議の様子
2011.11.13 辰市地区、自主防災訓練について
11月13日、辰市地区では「安全で安心して暮らせるまちづくり」をめざして自主防災訓練が実施されました。訓練内容は、避難訓練・給食訓練・消火訓練・防災後援会・梯子車体験等で、当日は各自治会から約500名の方が参加されました。炊き出しには各町有志のご婦人方により行われ、青パト見守り隊による各町巡視も奈良警察署のパトカー随行の下実施されました。
今年は特に東日本大震災や台風12号による奈良県南部の被災もあり、皆さんが真剣に防災訓練に取り組まれていました。

自主防災訓練で挨拶する荻田県議
 各町有志のご婦人方による炊き出し訓練
2011.10.23
国土交通省への陳情
10月13日、台風12号により被災された五條市・十津川村に県議会自民党改革議員団として現地調査を行ったが、その結果、東京の国土交通省に赴き前田国土交通大臣に以下の陳情を行った。
・安全、安心の国道整備の実現
・新しい十津川のまちづくりへの予算措置
・県への道路予算増額
 前田国土交通大臣への陳情
■奈良県議会自民党改革議員団による五條市、大塔支所、十津川村視察
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2011.10.13 奈良県議会自民党改革議員団による五條市、大塔支所、十津川村視察
@ 五條市、台風12号による被害状況について現地視察
10月13日、台風12号により被災された五條市に県議会自民党改革議員団として秋本、小泉、粒谷、奥山、荻田の各議員が現地調査にお伺いしました。 五條市役所では太田市長にお見舞いと激励をし、現在の復旧・復興状況についてお聞きしました。 〇被害状況と現在の状況について ・被災時から現在までの被害状況について ・今後の課題 ・土砂災害警報発令と共に地区を限定した避難措置について ・堆積土砂の撤去について 〇国道168号、169号を基幹とした安全な道路改良について 〇安全・安心して住める町づくりについて
〇10月13日現在、消防、警察、自衛隊等500名による行方不明者の捜索活動
 五條市長にお見舞い金を渡し激励する
次いで台風12号による被害の大きかった五條市大塔支所を訪問し、大塔支所長はじめ県警察、県職員、市職員の皆さんを激励しました。 大塔支所長より被害状況や復旧復興状況について説明がありました。 ○台風12号被害状況の説明 ・避難所への誘導について ・指定した避難所が危険区域に ・ライフラインについて ・堆積土砂の撤去について ・国道168号他道路復旧と復興の早期実現について ・行方不明者の早期発見について
・消防、警察、自衛隊の皆さんの活動について
 大塔支所長より被害状況や復旧復興状況について説明を受ける
 土砂に流された被災地の現在の様子
A十津川村、台風12号による被害状況について現地視察
10月13日、台風12号により被災された十津川村へ被害状況の現地視察と激励にお伺いしました。この日は北海道の新十津川町長が母村に対して義援金・見舞金をお届けくださり、村にとっては心暖まるお心遣いに感謝感謝。又、私共も新十津川町の植田町長にお逢いでき心から感謝申し上げました。
十津川村役場では村上副村長、十津川村村議会の中南議長、玉置副議長にお出迎えいただき、村内の被害状況と復旧・復興に向けた取り組みについての説明を受けました。 十津川村庁舎には災害対策本部が設置され、自衛隊、県職員派遣員、消防、更に県警察は大塔支所に幹部職員を派遣される等、人命救助・二次災害への対応・復旧復興に向けて、改めて災害本部体制をしっかり取り組んでおられ、その対応は緊張感があふれていました。 ≪要約≫ 〇人命救助について 10月13日現在、500名(消防、県警察、自衛隊等)による行方不明者の捜索活動 〇国道168号線の完全復旧・復興について 〇河川敷の堆積土砂の撤去について 〇今後の村政について ・観光客の減少について ・旅館、サービス業の経営悪化について ・温泉の源泉確保と温泉の安全供給について ・事業経営者への経済・金融支援対策について 〇将来への展望(新しい村づくり) ・災害の無い新たな村づくり ・観光地として経営の見直しと支援について ・ライフラインの再整備 ・土砂ダムへの対策(長殿、赤谷、栗平) ・人的被害についての支援
・折立橋の早期完成と国道の早期整備
 十津川村役場にて被害状況と復興に向けた説明と県に対する要望を聞く
今回は、災害発生から40日余り経過しての現地視察でありましたが、災害発生当時は未曽有の状況でありました。山林は崩壊、豪雨により河川は氾濫、警戒区域の設定、赤谷土砂ダムの越流、村民への人的被害・家屋の倒壊(上湯川、野尻、長殿)、折立橋の河川氾濫による落橋、等々。 村民の方々には土砂の崩壊、裏山の土砂崩壊、それによって家屋が流出、家族も流されていく、大変凄まじい状況で、生々しく、辛い思いとこれからの生活について苦艱され、日々をお過ごしされている事、慰める言葉もない悲しさで一杯でした。
副村長、議長からの要望をしっかりと受け止め、県が強い発信力と復旧・復興を一体化しながら、被災地支援と、観光客が戻り新しい村づくり、林業にも光が映える施策を行っていけますよう、村長・村民の皆様方のご要望をしっかり受け止め頑張ってまいります。

現在も続く捜索

落橋した折立橋

復旧工事の進む折立橋
2011.9.16
月ヶ瀬月瀬地区、急傾斜地崩壊の為の現地視察
9月16日、奈良市月ヶ瀬月瀬地区の民家横の急傾斜地にて土地の崩壊が見られるとの連絡を受け現地視察を行いました。住民の皆様の安心・安全の為、今後対策を講じてまいりたいと思います。

崩壊が見られる急傾斜地

現地図
2011.9.7
南田原地区、地滑り地の現地視察と対策会議
9月7日、台風12号の影響で地割れ・地滑りを起した南田原地区の道路の現地視察を行い、県北部農林事務所そして市の関係課を集めて対策会議を南田原公民館で行った。

地割れ・地滑りが見られる道路

現地視察

関係者を集めて対策会議を行う荻田県議
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